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性感染症内科(性病科)

 

内科

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アルコール性肝機能障害

今回は、アルコール性肝機能障害について、お話しします。

アルコールの適正量は、1日純アルコール20gと言われています。
ビール(5%)、日本酒で1合、ウイスキーでダブル1杯程度です。
本当にお酒の好きな人はこれではおさまりませんね。要するにこれ以上の量を毎日、飲み続けるとアルコール性肝機能障害になります。

採血すると、γGTPが上昇、さらにAST(GOT)、ALT(GPT)が上昇します。無症状なので、気づかないで経過します。

そのうち、年齢を重ね、脂質異常症などを合併していると脂肪肝になります。結構な脂肪肝になって、飲みすぎると右肋骨部に違和感、押さえると鈍痛、口臭がきつくなったりします。さらに進むと肝炎となり、発熱、腹痛、食欲不振と嘔吐、黄疸が出ます。この時点で診断し、禁酒すれば、いいのですが、最終は、肝硬変や肝臓がんになってしまいます。

アルコールは適正量で、休肝日を設けながら、楽しみましょうね。
おかしいなと思ったら、お近くの内科で血液検査をしてくださいね。